弱小球団の悲哀

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万年B組 ●会社員(46)    

あの常勝?軍団巨人が苦しんでおられる。
昨日も桑田を立てての大敗であった。
逆に相手のツバメ軍団はおもしろいようにグラウンドを飛び跳ねていた。
お金に物を言わせて他球団の有力な選手を次から次へと囲い込んではチーム力の強化を図ったことの天罰かも知れない。
一試合あたり何百万円の手当をもらっているのかしらないが、そんな大物?
選手をベンチに控えさせての大敗であった。
でも考えて欲しい。
あの軍団以外のチームの監督達がいつもどんな気持ちで闘っているのか。
一生懸命に育て上げた選手をとられてもまた次の選手を育成しながらチームの強化を図り常勝軍団には負けまいとがんばっている姿を。
あの名監督長嶋さんもそれを継いだ原監督にも分からないかも知れないが他のチームの監督がどんな思いで闘って来たのかこの機会に少しでも思いをめぐらせてもらえれば幸せである。
まあその内にはまた有力な選手が戻ってきていつのも常勝軍団がその力を発揮するのは当然予想されるしそうなれば今トップで頑張っているチームも今のようには好き勝手もできなくなるであろう。
原監督に他球団の悲哀を今の状況のなかで理解してもらえるかどうか(たぶんダメだとは思うが)、それに気が付いたとき本当の名監督と呼ぶにふさわしい人間監督が生まれるのであろう。