「距離感」

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猛烈太郎  ●会社員 (56) 

人それぞれ他人に対する距離感には差があって当然である。
たぶん生まれ育った環境で人は造られている。
だから人に対する距離感にも違いがある。

私の一番いやなタイプは、いわゆるズケズケ他人の領域に入ってくる奴であろう。
そんな時、明らかに心の中では(それ以上、近づいてくるな!)と思いっきり叫んでいるはずである。

距離感の認識が違うと、一緒にいるだけで精神的なストレスが溜まりやすい。
そのストレスは最終的には不快感として記憶に残り以後必要以上の距離を置くようになっていく。

逆に距離感の合う者同士だとその距離はだんだんと縮まっていく。
その縮まっていく中で、今度は快感のみが醸成されていく。
こうして全く違った2パターンの人間関係が形成されていく。

快感と不快感、その天と地ほどの差が生まれてくること自体不思議と言えば不思議である。