「花紀行」

《PR》

星野紀重  ●花紀行(53) 

尊の里 「武尊山」の山麓南面、標高615メートルに位置する
温泉宿花紀行。

2158m 霊峰武尊山からくりだす豊かな清流は村の生活にとって
様々な恩恵をもたらし、かつて川場領の殿様へ献上米として納めら
れたほどの良質な土壌形成なる山村田園風景がひろがり、現在に
おいても食味計80数値を示すほどの自家田の高質米は、花紀行の
手作り和食料理の中でも格別なおいしさであります。

また、川場温泉は弘法大師によって、日光に向かう行脚の途中で発
見されたといわれ、昔から近郷近在の人たちの〝憩いの場〟として
親しまれてきた温泉で、その素朴で落ち着いた風情を求め、今も訪れ
る人たちで賑わいを見せております。