「コンバット! :COMBAT」懐かしのアメリカのテレビ番組

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コンバット!テレビ

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コンバット!

随分と昔のアメリカのテレビ番組である。
第二次大戦中のアメリカ陸軍歩兵部隊の活躍を描いたものであった。
当時の日本での放送を懐かしいと思うのは私だけではないと思う。
ただ、さすがに今となっては、戦後から優に半世紀以上を経ってしまっていることもあり、60年代当時のような戦争物は皆無である。
我々がまだ若い頃、我々の親父の世代と話す時には結構戦争体験の話を聞いたものである。

大陸に2度にわたって出征し無事に日本に帰還して来た人、インドネシアで終戦を向かえ捕虜となって2年後に戻って来たと言う人、日本への帰還は上陸用舟艇だったと話していた人、知覧から特攻作戦に向かおうとしていてその出発の1週間前に戦争が終わったとの話を聞いたことのある人、私の周りにはそんな人が沢山いた。
ただ、お酒が入ると戦争体験を話し始める人とそれでも全く話そうともしない人との両極端であった。
想像するに、どう考えても戦争体験の記憶が消えるものではないと思う。
生死の境を生き抜いて来た人ばかりのはずである。
消えることのない記憶を一方で抱えながら、戦後の日本で生きて来たのである。
戦争を知らない世代の我々には、その心の中までは想像すら出来ない。
何年経とうとも消し去ることの出来ないシーンが記憶の中でいくつも存在していたはずである。
コンバット! :COMBAT
記憶と言うのは不思議なもので、私にも保育園の頃、小学生の頃のものまBUT でも貴重なシーンとして今でも消えることなく頭の中に存在している。
脳の中で沢山のシーンをどう選別して記憶として残しているのだろうと疑問に思う。
もし、その当時の懐かしい人たちに会えるのなら、古くなったそのシーンまでページをめくってみたい。
やり直すことは無理でも懐かしい人たちに会いたいものである。
コンバット

そのコンバットは大変好きな番組でよく観てた記憶がある。
そんなコンバットの沢山のシーンの中で強烈に覚えているものがある。
敵に攻め込まれ、それまで確保していた陣地を退却せざるを得ないシーンで、残念がる部下に対して上官の言った言葉が今でも忘れられない。
「また攻め取ればいいんだ。ここに又帰ってくる。」そのようなニュアンスのことを話していたのだった。
この言葉は戦争に限らず、人生の中で何度も経験するシーンのようにも思えるのだった

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