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二人歩記 夫と妻

コラム 昭和の事件 独り言 この記事は約 3 分で読めます。 104 Views
夫と妻

松沢 文昭   ●自動車整備士(38)

「最近、贅沢ばかりしている・・」
数年前、妻がこぼした。
中学生時代、吹奏楽部で私はトロンボーン担当、そして前列でフルートを担当していたのが妻なのである、お互いに吹奏楽コンクール県大会の思い出を残し卒業したのだ。
高校は別となり、再会したのは成人式だった。
私は当時、仙台市内のアパートに一人暮らしをしていた、そして何時しか台所の歯ブラシは二本になっていた。
後に、私達は区役所に足を運んだ、そして一年後、私達は思い出のアパートを後にする。
年末にようやく見つけた一軒家だった、築二十年の平屋で三部屋、家賃三万五千円。
木枠窓で換気が良い、お風呂場の入り口の床は腐って抜けそうになっている、傷んでいる箇所は私が勝手に補修した。
二十三歳頃の私の給料は手取りで十二万円程だった、娘の誕生と共に私は妻に専業主婦を希望した、『母親はいつも子供のそばに付いてあげるべき』妻はこれに賛成してくれた。
『無茶だ』と言われた事もある、確かに生活は楽なものでは無かった、それでもお互いが笑顔でいられたのは、『楽しみよりも喜び』というものを私達は宝としていたからだ。
妻には感謝している、お付き合い上手な妻は、近所の方々から子供のお下がりを頂いて来るのだった、料理にしても食材を無駄にする事は無かった。
私も台所に立つのが好きで、有り合せの食材で料理をした時の事。「さて、ハンバーグでも作ろうか、パン粉はあるし・・ん?玉ネギが無い・・いいや、長ネギを代用しよう・・」焼いてみた、なにか懐かしい香りがする、食べてみた、なんとその味はまさに『マルシ○ハンバーグ』だったのだ。
節約という切り詰めた生活に夫婦喧嘩をする事もあったが、七年の間この住家で、大切なものを鱈腹頂いて来たのだ、『楽しみよりも喜び』それは今、楽しかった思い出。義理親と同居を始め、生活にゆとりが出来た。
「最近、贅沢ばかりしている・・」妻よ、いつもありがとう、そしてこれからも宜しく。

 

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