「肩書き」

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 はだかの王様  ●会社員(45)

 

傍から見ると滑稽に思えることも当のご本人はまったくお気付きではないと言うことはよくある。
肩書きと言うか、自分で勝手につけた肩書きをもってご満足のようである。


水戸黄門さまのこの紋所が・・ではあるまいに。
傍から見ている誰もが心のなかで笑っている。

肩書きにすがって生きているくせに、ご本人は自由の権化のように自分を思っている。

それもまた極度の勘違いだけでしかない。

そして不自由さで自らが縛り上げられていることを一生気付くことなく終わりを迎えることも想像だにしていないのだろう。