「ハリマオ」

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飲み仲間募集  ●会社員  (57) 

♪♪真っ赤な太陽 燃えている
  きらめく星の大空に
  轟きわたる 雄叫びは
  正しい者の 味方する
  ハリマオ ハリマオ
  僕らの ハリマオ ♪♪
 (歌詞は間違ってるかも知れません。
  ご容赦ください。)

サングラスに白いターバンを頭に巻いてさっそうと登場するハリマオの姿に、小さな胸は張り裂けんばかりに興奮してテレビの前に釘付けになったものである。

憧れと将来の自分の姿が折り重なって、テレビの主人公に魅入ったものだった。
大きくなるに連れ、現実をわきまえる中でそんな憧れもどこかへ置き忘れてしまった。

でもあの頃の興奮は心のどこかにまだ大事に秘めているような気もする。