苦節10年

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 鯉太郎

今売り出し中の「赤いゴジラ」こと、広島カープの嶋選手の勢いは止まりそうもない。
打率5割超、ホームラン5本。
開幕11試合を終えてのことではあるが、打席での迷いをまったく感じさせない活躍である。
嶋選手の活躍に触発されたように、チームの打撃も極めて好調である。
チーム打率もセ界トップの3割超である。
よくチーム内での競争意識がチーム力を底上げすると言うのを聞いてきたが、まさにその通りかも知れない。
選手層の薄さを言われ続けてきたカープも今年はその言葉を返上できそうな感さえある。
嶋選手の活躍に対して、埼玉の親御さんは、「ケーブルテレビを契約してた甲斐があった。」
とのコメントを寄せて来たとか。
10年目の親孝行、テレビに向かう親御さんの顔が浮かんできそうである。