鯉太郎 ●会社員(53)
昨日は高橋で負けた。
前半の頑張りで息切れしたのか、3連戦の頭を取るつもりが逆に取られてしまった。
2戦目は佐々岡の先発と予想された。
しんどい戦いになるものと思っていた。
帰りの駅のホームで恐る恐る携帯のスポーツ情報を開いてみた。
1対3、カープの勝利である。
勢い、帰りの電車が遅く感じられた。
家に着くとすぐにパソコンを開いて野球情報に見入った。
やはり先発は佐々岡だった。
緒方の決勝2ラン、永川のセーブと、ファンにとってはこれ程嬉しい勝ち方は他にあるまい。
どうしてカープファンになったのか、それに対する答えは自分でも分からない。
よく言うではないか、好きになるのに理由は要らないと。
まさにその通りである。
お陰でカープの試合結果に毎日一喜一憂である。
シーズン中はそんな毎日の連続である。
負けが続く時の気持ちはファンでなければ分かるまい。
まあそれはそれでいいのではあるが。
話は今日の試合の内容に戻るが、8四死球も勝ち取っておきながら、それまで野村選手の内野ゴロの間の1点とは情けない。
カープはもっと相手の嫌がる野球をするのが伝統のはずだった。
8四死球で1点ではなんの工夫もないと思われても仕方あるまい。
今日の試合が明日につながり、明日が明後日につながっていくようなプレーを続けていけば、ファンが待ち望む日がその先にあると思う。
それを信じて又明日からやはりカープの応援に精を出すことにしようではないか。
一つひとつ上を狙ってがんばれ、カープ!