佐々木 ●会社員 (52)
ゆとり教育という言葉をよく聞くが、意味するところがよく理解できない。
私の頃は小学生のころから一杯宿題があって教科書以外に参考書や問題集をかばんに詰め込み登校したものである。
とにかく遊びほうけていては次の日宿題の解答を当てられると困るので毎日よく勉強したものだった。
今度から学校も週休2日制になるようなことを聞いたけど、本気なのだろうか?さらに授業の量も減らすとか。
世の中、どんなことにも長所もあれば短所もあるもの。
受験戦争の弊害をなくそうとの思いから出てきた発想なのかも知れないが、大学制度はそのままにしておいて、ゆとり教育では片手落ちというもの。
頭は柔らかいうちに鍛えておかないといざという時使い物にならないと思うが。
スポーツを例にとると分かりやすい。
どこにゆとりを持って練習して大成した人間がいるだろうか。
自分の限界に挑戦していく中でそれまで隠れていた才能が開花するもの。
若いうちのゆとりなんて何の役にも立たないと考えるが、間違っているのだろうか