「評価は他人がする」

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みっちゃん  ●会社員(45) 

この前、知り合いと久しぶりに酒を酌み交わした。
「俺の20歳代のころは、・・」
と始めたとき、彼は言った。
「そんな言い方したら、単なる
オジサンだと馬鹿にされるが落ちだぞ。」
と釘を刺された。

私は笑いながら、彼に言った。
「確かにそうだな。その通りだ。」
そう言って二人で酒を酌み交わしながら、また笑った。

でも彼との話の中でひとつ思い返したことがあった。
昔他人に言われたことがある。
評価は他人がするものだと。
確かに自分のことを自分で評価するのは難しい。
他人がするからこそ、評価と言える。

ただ最近は何故か自分で勝手に評価する輩が多い。
そのわりにその評価は控えめである、そんな気がする。
所詮大したことが出来ないのなら、せめて勝手な評価ぐらい大きくしておけばと思う。

そして他人とぶつかっていく中で自分を思い知ればいい。
でも他人とぶつかっていくのもそこそこで止めてしまっている。
だからたぶんいつまで経っても本当の自分を認識することができない。
それではいつまでもひ弱なままである。
悪循環はそんな感じで続いていく。