:大島
マクドナルドの評価がガタ落ちである。
東京の主要地域のマックに顔を出したとき、今までは席を探すのに一苦労だったが、ガラガラだったのにはびっくりした。
なぜ、マックがそんなことになったのか?
私が中学時代の30年ほど前、マックでハンバーガーを食べるのは1つのステイタスであった。
当時は、マックの肉はミミズだ!という都市伝説もあり、決してポジティヴな評判で人気があった訳ではない。
大学時代の10数年前も、マックはいつも混んでいた。
では、なぜ、今、こうなっているのか?
誰もが思うのは、ハンバーガーという存在の意味合いが代わったことが1つだろう。
第1の波は、
モスバーガーが、丁寧な作りのハンバーガーを売り出した。
ビックマックのような、レタスのカスが入ったハンバーガーが、評価を落とすのもわかる。
そして、昨今では、1000円を超えるパテにこだわったハンバーガーの存在もその1つだろう。
そこに対して、マックがどう手を打ったのか?
失敗はいろいろあるが、
・高額バーガー路線を試みた。
・低額バーガーをじゃけんにした
・中価格帯商品のラインナップを充実させた
こんなところがある。
そこで勝手にマック再建案をあげるとすれば、マクドナルドのブランドとはなんだっかのか?
そこに返ること。
マックは、ファーストフードのパイオニアだ。
気軽に手軽に手に取れる存在であること。
そして日本人が、アメリカへのあこがれを手にすることができる存在であったこと。
そう、アメリカを感じる存在に立ち返るのである。
レギュラーサイズのコーラの大きさを今の2倍、いやいや3倍にする。
ポテトも、2倍、3倍、いやいや、食べ放題にしてもいいだろう。
ハンバーガーの種類は極限少なくすること。
十人十色の時代は終わり、十人百色の時代。
人は、こだわりを持ちながらも、いろいろなものに興味があり、そして、浮気が当たり前の時代。
だからこそ、逆手にとって、
そして、昔に返ることで、
熱烈なマックファンを作ることが、わたしの勝手な再建案でした。