真介 ●会社員(53)
小学校低学年の頃の夏休みと言えば田舎のおばあちゃんのところで過ごすことが多かった。
おばちゃんのところには同居しているおじさんの子供達がいて僕たちは従兄弟同士、いつも一緒に
遊んだ。
あの頃の休みの生活はけっこう規則正しいものだった。
午前中は勉強、昼寝をしてから三時にはおばあちゃんからお小遣いをもらってた。
その頃のお小遣いは10円玉ひとつ。
その10円玉を大事にポケットにつっこんで近くの駄菓子屋に行ったものだった。
一つ50銭のキャラメルを2つ買うのだ。
その中から色の違ったキャラメルが見つかればキャラメルが一つおまけにもらえた。
あの頃はよくお手伝いをしたものだ。
僕の役はおじさんのタバコを買いに行く役目だ。
「しんせい下さい。」そう言ってタバコを買うのだった。
お手伝いをするのが楽しくて仕方ない頃の話である。
おじさんから頼まれるのが素直にうれしい小学校低学年の頃の夏休みだった。
小学校低学年の頃の夏休みと言えば田舎のおばあちゃんのところで過ごすことが多かった。
おばちゃんのところには同居しているおじさんの子供達がいて僕たちは従兄弟同士、いつも一緒に
遊んだ。
あの頃の休みの生活はけっこう規則正しいものだった。
午前中は勉強、昼寝をしてから三時にはおばあちゃんからお小遣いをもらってた。
その頃のお小遣いは10円玉ひとつ。
その10円玉を大事にポケットにつっこんで近くの駄菓子屋に行ったものだった。
一つ50銭のキャラメルを2つ買うのだ。
その中から色の違ったキャラメルが見つかればキャラメルが一つおまけにもらえた。
あの頃はよくお手伝いをしたものだ。
僕の役はおじさんのタバコを買いに行く役目だ。
「しんせい下さい。」そう言ってタバコを買うのだった。
お手伝いをするのが楽しくて仕方ない頃の話である。
おじさんから頼まれるのが素直にうれしい小学校低学年の頃の夏休みだった。