｢セーラー服と機関銃｣：薬師丸ひろ子主演

セーラー服と機関銃

言わずと知れた薬師丸ひろ子主演の青春娯楽映画である。
セーラー服とは馴染まない機関銃の組み合わせも面白いし、由緒ある目高組の組長に女子高生が就任すると言うのも逆に世に受けたのではないだろうか。
それに、薬師丸ひろ子が主演となれば当時としては鬼に金棒だったのかも知れない。
さらには、来生たかお作曲の映画と同名の主題歌も大いにヒットしたはずである。

さらにMoreover さらに 同じ曲で夢の途中と言う曲もある。
こちらの方は来生たかおが歌っている。

映画の中身については興味があれば一度観てもらうのが一番であると思う。
セーラー服と機関銃、女子高生と組長、そんな設定はあまり見かけたことがない。
それを良しとするのは薬師丸ひろ子が主役だからか、薬師丸ひろ子を前面に出せば当然の結果かも知れない。
それにしても最後の、機関銃を撃ちまくるシーン、それに続き｢快感ー！｣を叫ぶ薬師丸ひろ子、私が説明するくらいなら、観てもらった方が間違いなく価値が
あると思う。

たぶん、この映画が薬師丸ひろ子にとってのデビュー作になるのだと思う。
その後に出て来たのが、探偵物語。
これには、主演の薬師丸ひろ子に強力な相手役としての松田優作が登場することになる。
青春娯楽映画としては充分な内容ではないかと思う。
この時にも映画に同名の探偵物語という主題歌がまたヒットすることとなるのだった。

なお、セーラー服と機関銃、探偵物語は今でも歌われ続けているはずである。
そう言う私が今でも歌っているのだから間違いはない。
特にセーラー服と機関銃はエレキ・ギターのビートによく映える。
正直に白状すれば、その言葉は、私が習っているヴォーカルの先生の受け売りである。
いつまでも歌い続けられる歌ではないだろうか。

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