去り行く人たち

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山根青眠  ●会社経営(52) 


スポーツ界の年末は、去り行く人たちが話題に上る時でもある。
涙に濡れた引退会見がテレビから流れてくる。

燃え尽きた人だからこそ、流せる涙なのだと思う。
全てを賭けてきた人だからこそ、流せる涙なのだと思う。

年齢的にはまだまだ若い人たちではある。
そんな人たちに未だに教えられる自分がここにいる。

本当の感動を得るための道のりはまだまだ目の前に続いていると自分に言い聞かせている。

生きていることを確認して行くそんな日々がまたこれからも続く。
老後という言葉は要らないのかも知れない。