コラム 炎のストッパー 山根青眠 ●会社経営 ある年の広島市民球場での試合前のことだった。 始球式に臨むのはカープのユニフォームに身を包んだ小さな男の子だった。 その子の顔を見ればすぐにそれと分かる男の子だった。 それは炎のストッパー津田投手の長男君だったのだ。... コラムスポーツ
コラム 三島由紀夫自決 山根清眠 ●会社社長 衝撃的な事件だった。 私はその時大学2年、三島由紀夫に憧れていた。 「君たちは武士だろう」と叫ぶ三島由紀夫の声が思い出せる。 私は心の中で叫んだ(そうだ、お前たちは武士だろう)と。 国を思う気概は無くなっているのか、... コラム事件政治・経済昭和の事件
コラム 空白の一日 山根青眠 ●会社経営(52) すでに四半世紀以上の時間が過ぎ、今や誰の口からも語られなくなったドラマがあった。 プロ野球界の盟主を自任する読売巨人軍のごり押し事件だった。 ドラフト会議の前日巨人軍は江川と入団契約をしたのだった。 ドラフ... コラムスポーツ昭和の事件独り言
コラム 「夏休み」 山根清眠 ●会社経営 (51) 小学生の頃、夏休みの一日は先ず朝のラジオ体操から始まった。 首には出欠カードをぶら下げて、眠気まなこで広場に集まり、みんなと一緒になってラジオから流れてくる曲に合わせて体操をしたものである。 コラム独り言
コラム 「子離れ」 山根清眠 ●会社経営 (51) はやく家から出て、一人で生活してみろとかそうすれば親のありがたみが分かる筈だとか日頃は息子の顔を見るたびに、そう言っていた私が、いざ息子が家を出ると聞いた途端、一人で何でもかんでもやるのは大変だぞと、もう心... コラム独り言