団塊の世代のみなさん、そうではない50代・60代・70代・80代以上の皆さん、こんにちは”アキラ”です。
雑然と積み上げてあった書類を整理していたら、糖尿病(あるいは同予備軍)と診断され毎月1回通っていたころの糖尿病医療連携手帳なるものを見つけた。
経過記録表に目をやると23年12月26日からスタートしている。
最初の数値は、
- 体重64.8キロ
- 血圧は上が135、下が80
- 血糖値は食後4.5時間で186
- ヘモグロビンエイワンシー(ヘモグロビン a1c)7.0
となっている。
当時はまだ国際基準を採用していなかったのだが、7.0と言う数値は指標としては、「可」の範疇で「不良」となっている。
まあ、要は良くないってことに違いはなかった。
糖尿病治療・通院の始めり
これから毎月土曜日の通院が始まることになったのである。
ただ、私自身は幸いと思っていたのだが、特別飲み薬を処方されるわけでもなく、とにかく食事療法で数値の改善を計るように指導されていた。
毎回、数値の計測の合間に管理栄養士の先生に日頃の食事内容を報告し、その内容について指導を受けた。
話はまったく余計なことではあるが、その先生のそれはもう綺麗なこと。
出身は東北の日本海側、当然色も白くただただ美しいとしか評しようがない。
これは、私の性格から来ることではあるが、ただ一言、「メチャ綺麗ですね。」と挨拶もそこそこ私が発してしまった言葉である。
糖尿病:食事制限
話を元に戻すと、それからの生活と言うもの、コンビニに行っても、先ずは惣菜パックの裏側のシールをチェックする。
どんな原材料が使用されているのか、乏しい知識の中で一生懸命ではあった。
まあただ、添加物の多いこと、仕方の無いこととはいえ、びっくりである。
そんなことから、一時期は自炊することとして、朝は5時には起きて、朝食を作り、お昼の弁当も用意、夜は夜でG1値の低い食材を買って来ては夜ご飯の用意をしたものである。
ここで、用意をしたものであると言ったのは、これがなかなか長続きしない訳で、いつの間にか全ては出来合いを買って来てはの生活となったのだった。
G1値とは?
食後の血糖値の上昇度合いを示すものがGI(グリセミック・インデックス)になります。
- G1値の高いもの
食パン、 精白米、もち、うどん、ロールパン、そうめん、 コーンフレーク - G1値の低いもの
玄米フレーク、パスタ、 玄米、ライ麦パン、オートミール、そば、麦
ヘモグロビン a1cの推移
記録表を見ると、通院1年後のヘモグロビンエイワンシーは従来の日本基準でいくと、6.2となっている。
1年前のスタートが7.0であるから、かなりの改善と言っていいように自分では思う。
その後、27年12月が最後の通院となるのだが、その時の数値は日本基準に読み直すと5.8となっている。
よく頑張ったのではないかと思えるところである。
この糖尿の話はまだ続きがあるのだが、とりあえず今日は「その1」として次に譲ることにする。
糖尿病(糖尿病治療)について |
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糖尿病から抜け出すことって、本当に無理なんだろうか。(その1) |
糖尿病から抜け出すことって、本当に無理なんだろうか。(その2) |
糖尿病から抜け出すことって、本当に無理なんだろうか。(その3) |