団塊の世代のみなさん、そうではない50代・60代・70代・80代以上の皆さん、こんにちは”アキラ”です。
実は、糖尿病予備軍との診断を受けたのは、今から20年前のことである。
それまでは全くそんな心配をすることもなく、でも良く考えれば暴飲暴食と、身体にいいことはして来なかったのだ。
新宿検診センターでの結果を受けて、以前健康診断を受けたことのある銀座病院へ行ってみたのだった。
担当の女医先生からは、糖の吸収を抑える飲み薬と低血糖状態になった時に補充する糖のパックを渡された。
私も最初は、副作用の心配があるのなら飲みたくはないと反発したものだが、先生からは一言、死んでもいいの?と一蹴されてしまった。
それからは、糖のパックを常にカバンに入れて、近くにいる二人の同僚には、私が低血糖で倒れた時には糖のパックを取り出して飲ませてくれるように頼んでいたのだ。
そして、食事も麺類中心にして、今までとは全く違う内容とした。
立ち食い蕎麦屋でも、今までならカツ丼に掛け蕎麦セット、あるいはイナリずしのセットなんてことになっていたのだが、掛け蕎麦として汁は残すと言うふうにかえて行った。
そして、空腹と感じることを楽しむこととしたのだった。
もともと大食いだった自分は、社会人になってからは、飲む機会も増え、いや毎晩のように仕事を終えてからはマージャンと飲み会が当たり前のようになり、飲んだ後の屋台のラーメンとくれば、どう考えても身体には良くはないはずであった。
また、健康への過信がそこまでさせたのかも知れない。
そもそも健康診断で問題の結果が出て来るなどなかったものだから、20年前のその時は結構徹底して食事内容には気をつけたはずである。
20年と、随分前のことなので、はっきりとした記憶はないが、銀座病院での何回目かの検査で、その時の先生の検査講評だけは今でも覚えている。
糖尿が消えてしまったと。
確かに、数値として、糖尿がどこかに消えてしまったと、先生が驚いていたのを覚えている。
それで、銀座病院へ通うこともなくなり、それから10年以上は健康診断でも特別変な数値が出て来ることはなかったのである。
糖尿は治らないと言うが、その10年間はどうだったの?って今でも不思議な感じである。
糖尿病(糖尿病治療)について |
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