最近、特に目に付くニュースがある。ハラスメントに関するものである

ハラスメント

団塊の世代のみなさん、そうではない50代・60代・70代・80代以上の皆さん、こんにちは”アキラ”です。

表題にも書いたように、毎日のようにハラスメントと言う言葉がネット上を駆け巡る。
我々のように、そんな言葉を気にすることなく生きて来た人間にとっては様変わりの世の中である。
確かに思い出すと、パワハラなりセクハラなりと、今なら言われてしまうようなこともあったのだろう。

年功序列の会社生活の中で、パワハラに該当するようなことも沢山経験したのかも知れないが、当時はむしろ、そのようなことも上手くすり抜けて生きて行くことこそ大事と言われていたような気がする。

パワハラ セクハラ

ちょっと極端な例になるかも知れないが。例えば、歩合制の営業の世界に身を置いていた頃、契約が取れない時期夜の12時に直属の課長に電話を入れると必ず課長は、ではあと2時間頑張ってみろと、励ましてくれる。
深夜の12時から2時間、どこのお宅に飛び込んで営業しろと言うの、出来るわけないのは当たり前のこと。

でも、私は反発する術もなく、午前2時に、指示されるままに、課長宅に電話を入れて一日の活動が終わったことを報告して、帰宅する。
こう言う状況はパワハラと言うの?

こっちにしてみれば、契約を取って帰れないのだから、その程度のいじめは想定内のこと。
悔しければ、契約を取って、課長の机の上に契約書をたたき付けてやればいいだけのこと。

私が経験したことをパワハラと言うのかどうか、どうもピンと来ない。

 

最初の2ヶ月くらいはなかなか契約が取れずに苦しんでいた。
でも、それを乗り越えてからはコンスタントに契約が取れるようになった。
そうなると、様変わり。

4時過ぎにはもう事務所に戻り、契約書を課長に提出して5時前には事務所を後にしたものである。
やることをやっていれば、いくら課長でも一言も発することはなかった。

私が経験したことをパワハラと言うのかどうか、どうもピンと来ない。
ただ、想像するに、権力を匂わせながら圧力をかけることをパワハラと言うんだろうというくらいの感じしか分からない。

パワハラのライン

その場合難しいのは、立場の上の者がそのような気持ちを持っていなくても、下の者が勝手に感じることだってあるはず。
その辺はどう線引きすればいいんだろうか。

無難な人間関係の域を出ないことこそが大事と言うのだろうか?
この問題、改めて考えてみたいと思う。
もう一度、どこかで採り上げてみたい。

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