団塊の世代の皆さん、そうではないみなさん、こんにちは”アキラ”です。
今日は雨の日、朝から傘を持った人がゾロゾロ。
地下鉄の駅につながる狭い通路です。
当然、傘の持ち方一つで、その人の気配りの度合いが分かるものです。
傘の長い柄を後ろの方でブラブラして歩いてる人も少し見かけます。
そう言う光景を見ると、いつも思います。
この人には自分が見えていないんだろうな。そして、見ようとしていないんだろうな。
後ろから続く人にしてみたら、危ないとしか思えないはず。
こう言う狭い場所では、刀で言えば当然のこと落とし差しだろうなんて思いながら、少しはまともな人はいないかと探していると、いました。
長い傘の柄の先を自分の足元にピタッと持って行って、綺麗に歩いている人がいました。
地下鉄の電車の中でも、人はいろんな表情を見せます。
特別見たいと思えるような人に出会うことはないのですが、それにしても、あまりにも無防備じゃないのって思える人の多いこと。
別に気取ることもないけど、はたから見て、どう見えているのかくらい考えてみてもいいと思う気がする。
昔、店頭営業の責任者をしていた頃、受付の女性たちに言ったことがあります。
別に目新しいことではありません。
みんなは女優と一緒です。
常にお客さんの視線の中にいます。
お客さんの視線に常にさらされています。
さあ、どこまで出来るか、みなさんの役者ぶりを楽しみにしていますと。
別に、はたからいいように見てもらおうではなくて、ほんの少しだけ、いい緊張感は必要なように思う。