チコちゃんに叱られる「親父ギャグ」ーNHK大ヒット番組・ボーと生きてんじゃねえよ

チコちゃんに叱られる

団塊の世代のみなさん、そうでもないみなさん、こんにちは”アキラ”です。

チコちゃんに叱られる

金曜日夜7時57分放送(土曜日8時15分再放送)の「チコちゃんに叱られる。」
この放送はたぶん全世代に受け入れられる番組だと思うが、特に人生いろいろ経験して来た団塊の世代のみなさんには大いに受け入れてもらえると思う。
チコちゃんの質問に答えられないでいると、標題の「ボーと生きてんじゃねえよ!」って、チコちゃんからの叱責が飛ぶ。
チコちゃんは(仮定)5歳、だからこそ「ボーと生きて・・・!」の言葉が逆に心地よい。

チコちゃんに叱られる「親父ギャグ」

今回の課題のひとつにあったのが、「親父ギャグ」である。
若い人の口からは出て来ない親父ギャグ。
その仕組みについて、チコちゃんからの説明があった。

チコちゃんに叱られる「親父ギャグ」

そんなバナナ!

バナナからの連想では、「そんなバナナ!」、なんとも分かりやすい親父ギャグではないか。
親父ギャグの古典と言ったほうがいいかも知れない。
では、どうして年齢の高い人だけが親父ギャグを発するのか?
ひとつには、長年の経験で培われた連想の力であると言う。
ただ、それだけの理由なら30代の人にだって、それくらいの力はあると言うのだ。
ここで、その両世代の最大の差は、ただひとつ。
前頭葉の差だとチコちゃんは言う。

60歳の前頭葉は13歳のそれと変わらないほどに低下

前頭葉には自分を律する領域があると言うのだ。
ただ、その機能は加齢とともに低下して行くのだと。
60歳の前頭葉は13歳のそれと変わらないほどに低下していると言う。
ある意味、13歳の若き彼・彼女らには失礼かも知れないが。

そんなバナナとの連想が起きるのは60歳の人間だけではなく、30歳の若手にも同じ連想は起こるようである。
ただ、そこでひとつ違うのが60歳に至ると、さすがに恥ずかしいとの感覚が鈍ってくるのだと言う。
それこそが、前頭葉の機能低下によるものだと言うのだ。

ここで、自分自身ハッとするのである。
親父ギャグは自分も、その環境の下では結構言いたがるところもあるし、それ自体、頭の柔らかさ故のことと自負していたのだ。
それがこともあろうに、単に加齢による前頭葉の機能低下を言い切られては面目もあったものではない。
さあ、これからは前頭葉の機能低下を意識を持って押さえて行けるものかどうか、せめてのも抵抗を試みてみたいと考える。

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