団塊の世代のみなさん、そうではないみなさん、こんにちは”アキラ”です。
陸軍分列行進曲
こんな題を持ち出すこと自体、どうなのかなんて思いながらも、むしろどのくらいの人が知っているんだろうと考えながら話を進めてみたいと思います。
私の世代以上の人であれば、この行進曲は耳にしたことはあるのではないかと考える。
学徒出陣、雨の神宮外苑とくれば、この曲は切っても切れない関係にある。
そうは言っても、私も戦時中の記録映像の中で知っただけのことだ。
自衛隊観閲式
最近はユーチューブで色んなものを観る機会が増えたが、ひとつの動画が終わると、次の動画の候補に必ずと言っていいほど、自衛隊観閲式の動画が上がって来る。
たぶん以前、陸軍分列行進曲と検索し、動画を何度か見たことで、このような動きになるんだろうと勝手に考えている。
陸軍分列行進曲 動画
昭和18年当時、兵役が免除されていた大学生にも召集令状が交付され、その大学生の壮行会が雨の神宮外苑で行われたのだ。
そのスタンドには多くの女学生が配され、壮行式を演出したと言う。
正解は、その壮行式で流れた曲が陸軍分列行進曲なのである。
古い戦時映像の中でよく聞くことがあったので私も覚えていたのである。
ただ、その曲名がこの陸軍分列行進曲とまでは認識がなかった。
いつの頃からか、例え職業とは言え国の防衛に自らの人生をかける、自衛隊員の皆さんに対する尊敬の念が自分の中で次第に強くなって行き、だからこそ、自衛隊、防衛大学校等の観閲式を見ることが多くなり、その中でこの曲名を認識したのだった。
ただ、その時思ったのは、昭和20年の終戦を経て軍隊は解体され、朝鮮戦争勃発によって最終的には自衛隊と言う形で国の防衛を託せる、民主的な組織が出来たわけである。
陸軍分列行進曲に「へぇー」
そんな現在の自衛隊も戦前と同じ、この陸軍分列行進曲を使っていると知って、少しだけ、「へぇー」と思いながらも、ずっとつながっているんだと言う、何故か変に安心したような気分になったのだった。
この行進曲をたくさんの人が耳にし、当時であれば、兵隊さんが戦地に向かったのだ。
そんなたくさんの人の想いをこの曲は知っているのだと思う。