流行語大賞「そだねー」
今年の流行語大賞は、「そだねー」に決まった。
夫婦でも、親子の間でも、仲のいい仲間同士でも、そだねーが飛び交ったものだ。
本橋麻里さん
そだねーの代表には、マリリンこと本橋麻里氏が登場である。
マリリンが初めて登場したのは何年前のことだったか。
マリリンとその仲間の登場でカーリングのファンを増やしたのは確かだ。
映画「シムソンズ」
カーリング人気にあやかって、映画「シムソンズ」も公開された。
チーム・シムソンズのメンバーには、加藤ローサとか藤井美菜とか。
私もあの時期からカーリングと言う競技に魅せられて行ったのは確かである。
小野寺歩さん
トリノ五輪に出場する小野寺歩さん、林弓枝さんたちのチームを応援のため、確か出身地の役場で募金をしていたので私も応募した。
そのお返しとして5人の選手の写真をプリントしたブリキのバッジが送られて来た。
何故か、そのブリキバッジはいまだに私の机の上を飾っている。
流行語大賞「カープ女子」
ところで、流行語大賞の、そのトップテンに「カープ女子」が輝いたのが2014年。
その前年には、NHKニュースウォッチ9で、あの井上あさひアナが特集を組んだ、「カープ女子」がある。
このカープ女子を取上げた放送が今まで眠っていたカープファンの熱情を揺り動かしたのだけは確かだ。
神宮球場:レフトスタンド
関東でもこんなにカープファンがいるんだとの認識をあらたにした、あの時期、そう言えばヤクルト側もほとんど観客の入っていなか
った神宮球場のそのレフトスタンドだけはいつも赤に染まっていた。
試合当日、開始時刻直前に行っても充分チケットを入手出来たあの頃、3塁側スタンドから見るレフトスタンドの熱気は私にも大いに
勇気を与えてくれたのだ。
井上あさひアナ
それにしても何故あの時、NHKのニュースウォッチ9でカープ女子を取上げたのか。
井上あさひアナが単にカープファンであったからか、まさかそれだけで特集を組める訳ではない。
広島カープ球団が後ろから手を回してカープを全国区に押し上げようとしたとか、そんな器量がある訳もない。
私には気がつくことはなかったが、ひとつの社会現象として、その時すでにカープに対する根強い世間の支持があったのか。
やはり真相は分からない。
ただ、私も勇気をもらった、あの神宮球場レフトスタンドの赤く揺れるスクワット応援をずっと見つめていた人がいたと言うことにしておく。
球団史上初の3連覇
あれからわずか4~5年でカープは球団史上初の3連覇をなしたのだ。
そんな3連覇の中から、丸選手が脱落して行った。
弱小球団であった昔のカープから、他球団への移籍は、ファンにとっても仕方ないと考えるしかなかった。
優勝を経験したい、ファンで埋め尽くされた明るい球場でプレーをしたい、その思いは我々ファンをも納得させた。
旧市民球場は本当に暗くて、スタンドはガラガラで、観戦に行っている自分のほうがプレーしている選手に申し訳ない気分になったものだ。
よくあるではないか、ガラガラの劇場に飛び込んでしまった時、舞台の上で頑張る役者さんより自分の方が申し訳ない気持ちになることが。
まあいい。
そんな事もうそのように、いまの新市民球場は常に満員状態。
6割は女性ファン
入場者の6割は女性ファン。
全ては明るいカープの未来を保証しているかのようである。
昨日目にした記事によると、19年度の年間指定席も今年の購入者によって全て継続購入とされたとか。
球場近くのマンション購入
いつかは広島に移って、
現在の家屋の売却代金で球場近くのマンションを購入し、年間指定席を手に入れて女房と二人、好きなチームの応援をと描いていた老後の生活設計はすでに夢のまた夢となりそうである。