団塊の世代のみなさん、そうではないみなさん、こんにちは”アキラ”です。
黒田さん(黒田博樹 )の言葉
あの黒田さんが残留会見で放った言葉、忘れることはない。
- カープファン
- カープの選手
を相手にボールを投げると言うことが自分では想像出来なかった。
あの言葉で広島は泣いた。
広島東洋カープから来ました黒田博樹です
それから一年、メジャーを目指して、黒田選手はアメリカに渡った。
そして、また名言が残った。
黒田選手はドジャースの入団会見で自らをそう紹介してみせた。
これまた、その言葉で広島は泣いた。
黒田博樹さんと丸選手
別に黒田さんと丸選手を比べるつもりはないし、はなから、そんなことは無理だ。
ただ、「やってやるぞ。」と言う丸選手の、その言葉は所詮29歳の男かと少しがっかりした。
普通の29歳って、そんなところかと思った。
「やってやるぞ!」の意味はどうとも取れる。
その矛先はカープファン、カープの選手にも幾ばくか向いていると思われても仕方ない。
自らを鼓舞するつもりかも知れないが、この私でさえ少し、うん?と疑問に感じた。
FA制度
確かにFA制度はプロ野球選手に認められた権利であることを否定はしない。
広島で頑張って一流と評価される選手になった丸選手。
広島の3連覇にも大いに貢献した丸選手。
最終的に読売に移籍することが決まったとの報道を受けてから、すこしだけ心配なことが出来た。
新井選手
あの新井選手が阪神に移籍してタイガースのユニフォームを着て、市民球場に帰って来た時の同選手に浴びせられたブーイングの嵐。
そんな事が丸選手の身の上に起こってはダメだ。
- 日本一の球場
- 日本一のチーム
- そして日本一のカープファン
そんなカープファンが昔のようなことをしてはいけない。
そんな思いから、たまらず広島にいるカープファンの一人に、今の広島の様子を聞いてみたのだ。
私の心配をよそに、彼の話はいい意味で拍子抜けしたものだった。
彼の仲間内では、丸選手の読売への移籍について、関東出身でもあるから地元に帰りたいと言う丸選手の気持ちも理解出来る、小さい頃からのファンであった読売への移籍は仕方ないんじゃない、新井さんの時みたいな事は起きないよ。
そんな声がかえって来た。
正直、拍子抜けしたが、少し安心もした。
広島カープから来ました丸です
黒田さんと同じようにしろとは言わない。
「広島カープから来ました丸です。」
「広島カープで11年鍛錬して来たものをこの読売でどこまで発揮出来るか、それもまたお世話になったカープファン、カープ球団に対する恩返しと考えています。」
そんな洒落た事を言える人間、黒田さんレベルの人間はいないと言うことだろう。
真面目もいいけど頭を使って、人を喜ばせる、そんな配慮も出来るようになりたいもんだと今回のことで思ったのだった。
もし、そんな丸選手だったら、来季、市民球場に読売の一員として帰ってきたら、球場全体で大歓迎の丸コールが起こることも考えられるところだ。
まあ、ブーイングなんて品の無い事なんか要らない。
カープは4連覇に向けて突き進むのみ。
それが全てではないか。
一年後、また大いに皆で喜び合えるシーズンとしたいものだと思う。
田中広輔選手
ところで、田中広輔選手の新しい年俸は4,000万円アップの1億8,000万円とか。
会見で見せる同選手のみなぎる、明日へ向けての晴れ晴れしい笑顔を見てると何かホッとする。
他人の財布の中身をどうこう言うより、来年も頼む!その一念である。