団塊の世代のみなさん、そうではないみなさん、こんにちは”アキラ”です。
会見で
「ポスティングの方をお願いします、と伝えました。野球をやっている以上はトップを目指したいと思っている。自分にハッパをかけるつもりで、伝えさせていただきました」
菊池の守備は、たびたび米大リーグ公式サイトに動画付きで紹介されている。14年の日米野球で日本代表として出場した際は、継投によるノーヒットノーランを達成した第3戦で、九回一死の二塁守備で中堅に抜けそうなゴロを好捕し、悠々と一塁に送球。「(米大リーグ選抜にとって)恐るべき障害だ」と絶賛された。17年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のオランダ戦では中前に抜けそうな打球をキャッチ。グラブトスで二塁封殺を完成させ「背面グラブトスで世界レベルの守備を見せた」「ファンタスティック」などと表現された。
引用:サンスポ
菊池選手:ポスティングシステム
今度は菊池選手が来年のオフに、ポスティングシステムを使ってのメジャー挑戦を希望する旨を表明したと言う。
ヤフーニュースで既に、それは知っていたが、広島のカープファンからも驚きをもってラインは送られて来た。
それは考え方次第だが、3連覇をなした今、ではこのままの戦力で4連覇、5連覇を願うのかと言うと、それでは実質戦力の停滞でしかない。
短い野球人生
菊池選手についても、可能なら「ずっと、おって」の姿勢に変わりは無いが、しかし彼らも短い野球人生の中で、高みを目指し続けて行きたいはずである。
彼のその目線の先にあるのが、メジャーなら大歓迎ではないか。
黒田投手の言葉
「市民球場で、カープファン、カープの選手を相手にボールを投げることが自分では想像できなかった。」
と言って、
残留してくれた黒田投手、その一年間のカープ残留でファンは充分だった。
そしてメジャーへ旅立って行った。
菊池選手がメジャーで成功することを願うばかりである。
菊池選手:ポスティングシステム
菊池選手のポスティングシステムを使ってのメジャー挑戦
昨日広島からラインを送ってきたカープファンは、ただただ驚きの気持ちを送ってきたが、でも私はかなり受け止め方が違う。
育成のカープ
それは、丸選手が抜けてその次に菊池選手が抜けたとしても、それこそが育成のカープの底力の見せ所ではないかと言うことである。
丸選手の抜けた穴は、西川選手、あるいは坂倉選手にとっては絶好のチャンスであり、菊池選手の穴は曽根選手がいるではないか。
ただ単に現有戦力で狙うさらなる連覇より、新しい戦力により勝ち上がって行くのが、まさに育成のカープではなかったのか。
丸選手と読売
逆の場合を考えれば、ファンにとっても正にファン冥利につきると言うものである。
丸選手が行く読売を考えてみれば良く分かる。
今オフの巨人の戦力補強は尋常ではない。
まあ、言って見れば狂気としか思えない。
読売にだって若くて将来性のある選手もたくさんいるはずである。
その存在をすら認めようとしない球団に、彼らは何を思うのだろうか。
レギュラークラスの選手を他球団から巨額のマネーで引っ張る。
それが一人ならまだしも何人もいるのだ。
東出選手の言葉
昔、東出選手が、
「優勝は確かに経験してみたい。でも、優勝出来るチームに移籍して、そこで例え優勝を経験できたとしても本当にそれで満足なのか。そうではない。カープと言うチームで優勝してこそ、価値があると言うものだ。」
彼はそう言って、カープに残留してくれた。
選手としてではなかったが、東出選手は打撃コーチとして、カープ優勝の輪の中にあった。
いま、カープファンの我々は次代を担う新しい選手の成長を願い、みんなで彼らの背中を押してあげられるのである。
こんな幸せなことがあろうか。
そんなことを考えていたら、ただ何が何でもと優勝のみを追うだけのことに血道を上げるチームの何と愚かな事よと考えてしまう。
我々は新しい選手の台頭と合わせて4連覇、5連覇を後押ししていく。
丸選手を取られた負け惜しみではなく、
25年間無かった優勝をただただ追い求めた頃の我々ではなく、カープらしく育成のその先に続く連覇をファンとして下支え出来たらと、今だからこそ考えられるのである。